グレイヴ / Glaive
- Ro的利用価値 : C
- 性能的には半端だが、
安価で手に入りやすいことを考えると
成長過程の"繋ぎ"として使えないこともない
とはいえ、半端なことに変わりはないので
高価なカードを挿さないように注意しよう
詳細
語源は、ローマの刀剣 「グラディウス」
長い柄の先に 幅広の曲刀のような片刃の穂先を取り付けたもので、
強いて言うなら、日本における「薙刀」のようなもの
突くよりも斬ることを目的とした
長柄武器(ポールウェポン)の一種で、
水平に振り回して斬り裂くその威力は相当なものだったらしい
元となった武器としては、
メソポタミア文明の頃から武器として使われていた
農耕用の大鎌であるという説と、北ヨーロッパで使われていた
ファルシオンに柄を付けた、とするものがあります
12世紀頃に登場したとされ、
13世紀には各国の軍隊で用いられています
戦場において16世紀終わり頃まで用いられた息の長い武器ですが、
16世紀にさしかかる頃には戦争より儀典用に用いられてきます
時代を経るほどに実用というより、装飾として刃が大きくなっていき、
17世紀の終わりまでイタリアを中心とした宮廷において、
近衛兵のパレードなどに使用されていたようです
蛇足
英語での"glave"もしくは"glaive"は、どちらも 「剣」となる
ちなみに、「墓」 は "grave"ですよ?
日本における薙刀には、ちゃんと"fauchard"という言葉があり...
ファンタジーでは混同されるが、基本的には別物と考えた方が良い
RO中の画像は無視してください。別物です(ぉ
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