ギザルム - Gisarme
- Ro的利用価値 : C-
- ギザルム以降は、両手槍
S3を手に入れても、店売り確定
詳細
長い柄の先に、湾曲した大きめの刃が付いていることが特徴的
長柄武器(ポールウェポン)の中で、 "斬"を重視したバリエーションの一つ
古ドイツ語で
「草」を意味する"gatan"と鉄(isarn)が語源で、
それがフランス語のギュサーム(guisarme)となって、
13世紀半ばの英語文献でギシャルメ(gisharme)と紹介されています
イギリスで11〜15世紀という長い間に渡って
よく用いられていた鉾槍ですが、紹介する文献は少ないようです
数少ない文献によると、「2つの斧と1つの剣」を持ったものであるとか
発展途上のポールウェポンの総称を指して、ギザルメと呼ぶこともあります
ポールウェポン
ポールウェポンとは、
大抵は3mにもなる長柄の先に
鋭い穂先や斧頭などを取り付けた大型の武器のことで、
他の小型の武器と区別してこう呼ばれます
日本語では、「棹状武器 」とか「長柄武器」、
「鉾槍」などと呼ばれる事が多い
扱うにはかなりの筋力と卓越した技術が必要で、
特にハルバードなどは扱う者が英雄視され、
戦場では崇拝の目をもって見られていた
その風潮は根強く残り、
美術的価値にも優れたハルバードやパルチザンなどは、
現在でも、欧州では儀礼用や宮殿等の警備に用いられています
槍の場合、パルチザンなどの「長槍」がポールウェポンに分類されます