チップセット・ファン、交換してみた
Monday, Nov 07, 2005 - 03:44 +09:00
自作を始めて日が浅いSig.ですが、日に日に酷くなる「K8N Neo4-Platinum」の爆音に耐えかね... とうとうチップセットファンの交換を敢行!
結論を言えば、大成功でした。常時7,200rpmで回っていたチップセットファンは、今は4,500rpm~4,800rpmほどで落ち着いています。音で言えば、雲泥の差。起動時に「ビイィィィィン」などと耳障り極まりない騒音を発してくれたファンが、PCを枕元に置いて眠れるくらい静かになりました。温度的にも、CPU/SYSTEMともに28℃前後で安定しています ...もっとも、これは室温とケースによるところが大きいですが。あとBIOSやCore Centerで見ただけですので、あくまで参考程度に願います。
チップセットファンを何にするかは、あんまり悩まなかったですね。nForce4は放っとくと70℃とか普通に行くそうですから、ファン無しは考えなかったですし。「MSI K8N シリーズのまとめサイト」で幾つか成功例があった、「KD-MG47」にすることにしました。以下、手順をメモっときます。
チップセットファンを外す
これがデフォルトのファン。省スペースですがファンも小さく、ヒートシンクも頼りないです。使い始めて2ヶ月ほど... よく見ると埃がけっこう付着してました。これが騒音の原因っぽいですが、もともと煩くはあったので交換に変更はありません。
交換には、いったんマザーボードをケースから取り外す必要があります。チップセットファンは押し込み型のピンで固定されているので、マザーの裏からピンを探り当て、指かペンチで摘んで押し抜きます。両面タイプの熱伝導シートでも固定されているので、ドライヤーで暖めるか、少し通電してからのほうが取りやすいです。俺は2~3時間ほどPCで作業してから取り外したので、けっこう楽に取れました。
取り外して裏側を見てみると、熱伝導シートがコアを囲むように貼られているのに気付きます。そう、コアが小さいので、グラつかないよう安定して取り付けるには肉厚の熱伝導シートを周囲に貼って隙間を埋めてやらねばならない。これが一番面倒なところ。
ヒートシンクを取り付ける
まずコアに付着したテープの残骸を、綺麗に落とします。テープ剥がしがあると便利だそうですが、そんな気の利いたものは持ってなかったので、俺はセロハンテープで剥がしました。強引ですね。
取り付けるのは、高速電脳オリジナル品。ZALMAN製のヒートシンクに、4cmファンが付いています。色がけっこう綺麗で、かっこい~な~、とかとか。これ買ってから秋葉巡行コースに高速電脳が加わったかどうかは、知る人ぞ知る秘密なのです。
取り付けの前に、ヒートシンクにアームを付けて、角度や位置を微調整します。位置が位置だけにVGAと干渉しないかどうか入念に調整しましょう。場合によっては、何本か針を折る必要があるそうです。Sig.のVGAはファンレスのローエンド品なので、なんとか折らずにすみました。
位置取りに確信が持てたら、コアの周りに熱伝導シートを貼っていきます。位置取りの時に気付くと思いますが、けっこうコアが高くなってます。厚めのシートを買っていれば良かったのだけど、あいにく手元に無かったので、0.1mmのシートを何枚も重ねて厚みを取りました。強引ですね。
あとはコアにシリコングリスを薄く塗り、ヒートシンクを置いてピンで固定!
あ、ピンのみでの固定はけっこう不安定なので、シート抜きは避けたほうが良いでしょう。マザーは縦置きなので、うっかりズレてどっかと接触すると、ショートして何から何までぶっ飛んじゃう危険があります。両面タイプのシートを使ってズレないように固定する必要があると思います。
完成
で、完成。所要時間は3時間ってとこ。ん~かっこいい...
ボードを挿してみたところ。奥がVGA、手前に見えるのがTVキャプチャです。
上から見てみたところ。VGAのコンデンサがぎりぎり接しないくらいですね。シビアな調整でした ^^;
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2 Comments
- 2. Sig. / November 10, 2005 at 02:14
HAHAHA. 否定できないZE!
だが今のところ、HD増設(RAID)とメモリ(1GB)が先決だなっ!
あ、その前にSE-90PCI買わなくてわっ
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