コーダー育成計画

Wednesday, Oct 05, 2005 - 05:59 +09:00

話自体はすこし前からあったのですが、今週から社員2名(デザイナ)を対象にコーディングを教え込むことになりました。

...というのも、現状でコーディングに専念できるのが俺しか居なく、結果、俺自身が幾つもの案件に借り出されてボトルネックになりつつあるからです。なので割りと手が空いているデザイナ(HTMLは知っている程度)を対象にコーディング教授を行い、サイト構築段階での効率を上げようと、そういう話なのであります。

ゆくゆくは新入社員も対象にしてマニュアル化していこうというこの計画、大規模サイト構築時にはシステム屋から経理部まで動員して、俺を中心としたコーダー部隊が結成されそうな勢いです。成功すれば給料も跳ね上がりそうなんで、頑張りますよ!

ということで、今はそれに向けて静的サンプルだけで100ページくらいになりそうな中規模サイトの基礎設計をしています。全体把握、階層整理、パーツ分け、仕様を決定して基礎コーディングから各種指示出し... といった感じでしょうか。

前々から割りと手広くやらせてもらっていましたが、今回から一歩上流工程に進んだ感じ。というかこんな大役、バイト(コーダー)の分際で任されて大丈夫なのだろうか。いや、素直にうれしいです。大きいとこに行かなくて良かった~、と感動してたりもします。大きいとこだと大規模サイト構築のノウハウもあるんでしょうけど、これはこれで試行錯誤の楽しみがありますしね。

通常、こういった作業はSEか知識を持ったデザイナーが行うのでしょうが、ウチの場合はその両者が存在しないので、複数のサイトに(同時に)関わり、かつWebサイトの基礎を担うコーダーにお鉢が回ってきた ...ってところかな。

簡単に言えば、コーディング時にはシステムとの連結やデザインの意味を理解しなくてはならない。時にシステム屋とデザイナーとの橋渡し的な役割もこなす必要性から、結果として全体を把握できる立場にいる、という訳です。まあ、単に人が居ないとか、100ページからのサイトを一人に作らせるには非効率だとか、コーディングの指示を出すにはコーダーしかいない、といった悲観的な見方もできますが...

ま、この経験は俺にとっても貴重ですし、気合入れて頑張るには十分な価値がありますね。どう転ぼうとも、この先きっと活きてくるはず!

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