IEの小ネタ

Wednesday, Oct 12, 2005 - 02:21 +09:00

IEが登場したのは、Windows 95よりも後の話。Microsoft Plus!にIE1が、SP1とOSR1にIE2が、OSR2とOSR2.1でIE3が、OSR2.5でIE4がついて来たそうです。ちなみに95で使える最終バージョンは、IE5.5... OS変えるのが面倒でも、真面目にUpdateしてれば5.5までは使えた計算になります。

ちなみにIEはOSとは別のスタンドアローンなソフトウェアとして発表されていて、出荷状態でバンドルされてはいても、OSと同時にバージョンアップって訳ではない。IE5.0が1999年。5.5が2000年。6.0が出たのが2001年だ。つまりIEはWindowsOSの標準ブラウザだけど、特定のバージョンがOS標準って訳でなく、どのバージョンが組み込まれているかは出荷時期による。

もうちょっと言うと2000年はXHTML1.0が、2001年はXHTML1.1が勧告された年でもあります。Safari1.0が出たのが2003年、Firefoxが登場したのは2004年。

スタンドアローン・タイプなIEはIE6で開発が停止されていて、IE7からはOSと同時にアップされていくことになっている。つまり、IE6まででブラウザ市場を独占したIEは1つの役目を終え、IE7からはWindowsOSの広告塔としての役割を迎えることになるわけだ。それがつまり、今に到るもIEのバージョンが6な所以。

IE7は次期OSであるVistaの標準ブラウザとして試験的に出始めているけれど、ブラウザ開発から離れていた遅れは大きく、いきなりFirefoxやSafari/Operaといった最新ブラウザほどの性能は見込めない模様。ま~IE7が出るころには、それらのブラウザも次々とバージョン・アップされてるでしょ~ね~

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