MT - 文字コードについて

Sunday, Jul 10, 2005 - 14:45 +09:00

ここ一週間ほどSig.を悩ませている問題が、文字コード。

日本語のエンコーディングではShift_JIS、EUC-JP、UTF-8が主に使われます。 一般的な日本のHTMLページではShift_JIS。Movable Typeほか多くのBlogではUTF-8がデフォルトです。当サイトではず~っと伝統的に(というか深く考えずに)Shift-JISを使ってますが、最近立ち上げたBlogである「雑多な考察」部分はMTのデフォルトに従い、UTF-8を採用してます。

んで、具体的な問題。Blogページだけ部分的に文字サイズが大きくなってしまうんです。メイン・ナビゲーションが2行になっちゃうから実に判りやすいんですけどね。OSやブラウザによって必ずしも発現するとは限らないようですが、Operaではトップページのキャッシュが残っている限り発現しません(だからリロードすると崩れる)。レイアウトを制御するCSSはサイト共通でまったく同じ物を使ってますから、原因はどう考えても文字コードなわけです。

つ~ことで、調べてみました。どうやら日本語環境下のUTF-8だと、フォントの指定によっては欧文書体に置き換わってしまうようですね。どうも拡大されてるような節もありますが、「Lucida Grande」や「Arial」等の欧文書体は「MS Pゴシック」よりも文字サイズが大きかったり、単語間のスペースが広かったりするので、その結果...というのが有力そうです。

手っ取り早い解決法として、CSSで以下のように指定します。

body {
	font-family: "MS Pゴシック", sans-serif;
}

とりあえずコレで直ったように見える。UTF-8での問題が顕著に表れるのはWinXP環境みたいなので、Win2000なSig.の環境では明日職場から見てみないとハッキリ解決したとは言えないのですが... よしんば解決していたとしても、問題は残されています。

body {
	font-family: Lucida Grande, "MS Pゴシック", Verdana, sans-serif;
}

上記が当サイトのCSSフォント指定。いちおコレには意味があって、Mac環境でのベースラインの乱れを抑える(今のところ)最も合理的な指定になってます。好みのフォントを羅列しているわけではないのだよw 前述の方法を適用すると、この手法が使えないんだよね。

ま~仕事と違ってROSSのMac対応は趣味みたいなもんだし、そんな気にすることでもない気もする。そもそもプログラムよりでフォトレタッチな話が皆無なこのサイトにMacな人はまず来ない。実際、ログ見てもたまに2~3人いるくらいだしね。というかROSSをMacで確認したことすらなかったりする。

いちおう文字コードの特徴を並べておこうか。

Shift-JIS
日本語環境で見る限り、まず問題ない。ほとんどの携帯端末も対応してる。ただしシステム的なことが絡んでくると面倒な面も出てくるみたいね。
EUC-JP
UNIX環境でよく使われるようだけど、MTで使うにはトラックバックの文字化けなんかで手間掛かるらしい。半角カナを長く冷遇してきたのもコレで、今はマシになってるけど、日本語ユーザーにとって当時の悪印象が尾を引いてる感じ。
UTF-8
なんといってもMTのデフォルトなので、MTで使う分には最も無難っぽい。GoogleがUTF-8になったことから判るように、今後世界標準になりうる文字コードなため、先を見るならUTF-8にしとくと後々楽かも。ただ、携帯端末などまだ対応していない部分も多い。

ま~俺はエンジニアではないので、とりあえず見れて読めれば良い。文字化けさえなければ、どれ使っても大差ないわけだし。今のまんまで問題なければそれに越したことはないのだけど、解決できなかった時のために、いちおうメモっておこう。

運営しているウェブログの文字コードを変更するには? Six Apart

posted in Tool Trackback (0)

Trackback

このエントリーのトラックバックURL
http://rospear.info/other/mt-tb.cgi/11

« Previous Entry - Next Entry »