仕事と趣味と、Webデザイン
Wednesday, Feb 15, 2006 - 02:28 +09:00
よく言われることだし、Sig.としても実感していること。Webを仕事にするなら、自分のサイトを持つべきだ。なにも技術的なことに限らず、精神的に。そして、やるからには徹底的に。目安は100万Hit... いや、マジで。理由はざっくり3つある。
- 趣味と仕事を使い分ける
- 制作から運営までを一通り経験しておく
- ただ作るだけでなく、それなりのモノを築き上げたという実績
まず１つめ。仕事でできないことを趣味サイトで補完し、「趣味サイトに使える」という意識を仕事のモチベーション向上に利用する、ということ。あるいは「やりたいことは趣味でやる」との考えの下、仕事は仕事だとキッチリ割り切ること。つまり、目的達成を第一として「敢えて拘らない」部分を見極めること。仕事だけだと無駄に拘っちゃって納期過ぎちゃったりする危険もありますからね。逆もまた然り。
２つめ。自分でコンセプトから設計して、絵に起こして、HTMLを書いてみて、サーバーを確保してドメインを取ったり、FTPで実際に上げてみて公開し、ユーザーの反応を見ながら継続的に運営する。こういった作業を一通り知っているだけで、分業で連携を取るときにも明らかに効率が変わってきます。
３つめ。ただ作って公開するだけなら、大して意味はありません。人を集めるにはどうすれば良いかを考えて試行錯誤してきた、という経験が非常に大きいです。そしてその試みが実を結んだならば、ユーザビリティとかSEMとか企画力とか、とにかく何らかの分野においてそれなりに説得力を持ちえます。時に莫大な広告費も掛ける企業サイトとは、そもそも質が違うわけで... 貴重な経験ですよね。
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