Search Engine Optimization

Sunday, Oct 23, 2005 - 14:21 +09:00

先日、GoogleとYahooの検索アルゴリズムが変更されましたね。Googleの検索アルゴリズムは検索結果の質の向上やスパムの防止のために、不定期で度々変わります。Yahoo!のほうは新システムへの移行が巧くいかず(Yahoo!カテゴリの情報が消失したり、適切に反映されていない)散々だったようですが。

さて、Googleのアルゴリズム変更は多くのサイトで収益に直結するため、多くの企業・団体・個人が注目します。各社・各人はどうにか検索結果の順位を上げようと"裏技"を使ったりもするわけですが、Googleの立場としては、検索結果として表示されるページにはユーザーが求める情報が存在しなければならないため、そういった"裏技"への対応は厳しいです。

"裏技"は確かに短期的には検索結果を押し上げることができるかもしれませんが、Googleがアルゴリズムを変更した結果、逆に効果を下げることになったりします。たとえば<meta>タグなんかは既にSEO的には「無いよりはマシ」程度のものですし、不可視テキストも意味の無いものとして扱われます。では、そうした裏技を使わずに検索結果順位を上げるには、どうすれば良いのか?

SEOは、はてなと楽天が強い

実は今回、確かな筋から「SEOははてな楽天が強い」という情報を入手しました。ま~このこと自体は有名な事実の再確認ではあるのですが、良い機会でもありますので、ちょっと検証してみましょう。

はてな

はてなキーワードによる横のつながりでしょう。はてなは特定のキーワードを自動検出し、キーワード解説ページへのリンクを張ります。キーワード解説ページでは、さらに下記のページに移動することができます。

  • "キーワード"を含むページ
  • "キーワード"を含む"キーワード"
  • "キーワード"へのトラックバック

検索エンジンからしてみれば、"検索単語"と、その類似語や参照ページとの関係性が非常に強くなることを意味し、SEO的に大きなプラスとなるわけです。単語の意味を調べようとした場合にはキーワード解説ページがヒットしやすくなるし、キーワード解説ページから移動できる各ページも検出されやすくなります。

楽天市場

とにかく階層が浅いこと。特定の商品に辿り着くまで、ものの3クリックほど。この階層の浅さが、検索ロボットによるインデックスのしやすさに繋がるのでしょう。人間が見る分にも探しやすいですしね。

「はてな」にも言えることですが、<a>タグで括っているテキストが"キーワード"として非常に具体的であることも好ましい点だと思います

まとめ

いわゆるSEOとかSEMとか呼ばれるものは、検索結果を上位に表示させるためのテクニックですが、要するにGoogle等の検索ロボットがインデックスしやすいページ構成にする手法です。

  1. キーワードを設定する
  2. キーワードを適度に散りばめる (使いすぎると無視される)
  3. キーワードを適切にマークアップする (重み付けの設定)
  4. 目的の情報までの道程を、できるだけ簡易にする (階層を浅くする)
  5. 読者にとって価値のある情報を提供する (ページランクを上げる)

お気付きでしょうか? こうしたSEOのテクニックは「人が読みやすいページ」でもあります。「ロボットが読みやすいページは、人が読みやすいページ」なのですよ。事実、最近のSEMでは検索結果を上位にすることよりも、検索エンジンからの訪問者を失望させないコンテンツに整えることを重視しているそうです。

人に読まれるコンテンツは人に支持され、結果として多くのリンクを集めてページランクを押し上げます。Googleの検索結果においてページランクは大きな影響力を持っていて、ページランクの高いサイトの検索結果は、小手先の裏技を一蹴します。

ランク付けのアルゴリズムが頻繁に変更されることを考えれば、地道にコンテンツを充実させて認知を広げていく以外に、万能で確実な手段はないと言っていいでしょう。逆に言えば、有名になりさえすれば小手先の技術なんて関係ないんですよね^^;

A page that's read by people instead of robots is going to do better. - Anil Dash

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