Web業界体験記 (第3週)

Sunday, Jun 19, 2005 - 21:15 +09:00

入社して3週目ともなると、だいぶ会社にも慣れてきました。表示チェック用にMacも使ってます。隣の席に置いてるんですが、ほぼSig.専用なので机が広く感じられて良いです。Winと違う操作にも慣れてきて、バグチェックも楽になってきました。Safariはともかく、IE5-Macはなかなか面白い挙動をしますね~。

さて、今回のポイントは「時間」です。

うちの会社はフレックスタイム制を採用しています。フレックスタイム制とは、始業及び終業時刻の双方を労働者の決定に委ねることを定めた勤務制度のこと。1日の労働時間と、必ず出勤しなければならない「コアタイム」を設けて、その範囲内であれば始業/勤務時刻は自由に決めて良いよ~、という自由勤務制度です。

うちの会社の場合、この辺さらにアバウトで「実働8時間は居てくれれば良いよ」と言われてます。明言されてないけど、コアタイムって無いんじゃないだろうか(汗) いちおう予定表みたいのがあって、「12:00~」とか「13:00~」とか(各自で)書き込んでいるのですが、かなり適当です。たいていは1~2時間ほど遅れて来るし、主要メンバーは15:00~17:00ごろにやってきて深夜まで働いてます。

クリエイターは発想が命なので、最も集中できる時間帯に出勤できることには、重要な意味があります。制作者には夜型が多いですし、学問的にも、たしか夜は感覚がシャープになるとかってあった気がします。ただ、徹夜や残業はそうそう続けられるものではないし、気をつけないと生活スタイルが崩れるだけでなく、仕事の効率も悪くなります。自己管理が大切ということですね。

コーダーのスケジュール

実例を出しましょう。Sig.の場合、12:00に出社して21:00に退社です。実際には21:00まで気合入れて働いたあと、今日のレポートとか明日の準備とかに掛かりますから、退社時間は早くても21:30くらい。そうなると帰宅時間は23:00くらいになるわけで、風呂入って飯作って一息つけるのは24:00ごろ。2時か3時には寝ておかないと次の日起きられないので、自由時間は2~3時間といったところでしょうか。

とはいえ仕事の切りが付かないと、23:00くらいまで会社に居たりしますから、そうなると自由時間はさらに減るわけです。すっぱり諦めて寝てしまえば平気なんですが、許容できないで夜更かしすると寝るのは朝5時とかになったりします。そうなると5時間くらいしか寝れないわけで、朝も慌しくなるため疲れが取れません。そういうのは週2日くらいが限度かな~、と思ったりします。

Sig.はバイトですから、働くだけでなく勉強もキッチリしとかないといけません。それが無くてもWeb系は技術の進歩がムチャクチャ早い業界ですから、常にアンテナ張っとかないとあっというまに取り残されてしまいます。なので、仕事以外の勉強時間はぜひ欲しいところ。実際の制作現場が一番の勉強になることはもちろんですが、それだけではダメなのです。

勉強時間も必要ですが、休息も必要です。仕事を楽しむためには、集中すること。集中するには、疲れを残さずしっかり休むことです。睡眠時間はよく「8時間」がベストだと言われますが、実際には個人差が大きいです。ナポレオンみたく3時間で十分な人が居れば、8時間は寝ないとスッキリしないって人も居ます。各人で体調を見極めて調節したほうが良いでしょうね。Sig.は7~8時間の睡眠がベストみたい。

つまりどうすれば良いのか? 自由時間も睡眠時間も削るべきではない、となると残業や休日出勤はなるべくしない、ということに尽きます。社風によって難しいこともあるでしょうが、せめてプライベートな時間くらいは大切にしたいものです。型に拘らずに自分のペースを見つけることも大事でしょうね。要は残業や休日出勤を繰り替えしてても、無理してなければ問題ないわけです。

今週の教訓 休める時には、しっかり休む。休息も仕事のうち。 無理に残業するより、余暇でスキルアップしたほうが皆が得します。

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