Web業界体験記 (第1週)

Saturday, Jun 04, 2005 - 16:05 +09:00

入社して１週間が経ちました。一日の行動は、こんな感じ。

帰宅して風呂に入り、軽く筋トレして飯を食う... 24:00にはなってます。後は仕事の残りを片付けたり、次の仕事に使えそうな情報収集とか、ふと気付けば飛ぶように時間が過ぎてます。週末にビデオ借りても1週間じゃ2本見るのが限界だな～、といった感じ。趣味が仕事になっただけなので、結局やることには変わりないし、辛いとか忙しいとかは全く感じないのですが、時間が無いな～とは思います。

うちの会社ですが、どうやらBlogサービスが主らしいです。Blogは自社開発。もともと受注/制作が主だったみたいですが、そろそろ企画に手を出そうということで自社企画サイトの制作にシフトを移してきた感じ。俺の仕事は、デザイナーが書いた画像データを基に静的なXHTML＋CSSを作り、それをシステム担当に渡すことになります。システム担当はそのHTMLを出力するようにBlogを調整する、というわけです。

初日はPCを組みました。箱とかディスプレイとかその辺に転がってて、システム担当のPCから「256MB2枚で良い？」とメモリ抜いてもらったりとか、マザーのドライバが不足しててLANに繋がらなかったりとか。2日目はアプリを入れました。何入れても良いらしいです。で、まだデザイナーからデータが上がってこないので、開発が滞っている企画サイトの打ち合わせをしました。つまり、入社2日目にして企画に参加する。

そして3日目。先日の打ち合わせをテキストファイルに纏めてMLで流しました。企画サイトの１ページを静的なファイルとして作ってみることになり、その作業中にデザイナーからデータが上がってきて、そっちを作り始めたところでタイムアウト。作業を切り上げて、入社歓迎会に参加しました。Web系は業界自体が若く、制作会社では平均年齢が20台ってのも珍しくありません。うちは19～27くらい。

4～6日目。本格的にコーディング・スタッフとして動き始めます。4日目にHTMLを、5日目にCSSを、6日目にはデザイナーと打ち合わせての微調整。つまんないタイプミスに気付けず、ずいぶん時間をロストしてしまいました。Photoshopにもだいぶ慣れてきたし、次からは1～2日でHTMLとCSSは作れると思う。その間、ちょくちょくシステム担当と企画サイトについて打ち合わせ。自分が出した案が採用されるのって、楽しいですね～。来週から企画サイトのコーディングを行うことになるかと。

そんな感じの一週間。独学が長かったからか、実はけっこうな知識を保有していたみたいです。おかげで何とかやってけてますが、Web職への入り口と目されることが多いコーダーにしても、HTMLとCSSが書ける「だけ」では足りない、というのは本当みたいです。HTMLコーダーはデザイナーとプログラマーの中間に位置する職種なので、双方に提案/議論ができる知識を有していることは大切だと感じましたね。

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