ステータス(基本)

  1. status
  2. type_Str
  3. type_Average
  4. type_Dex
  5. type_Luk
  6. type_Int

槍クルセは盾が持てない。なので防御性能を確保するためには、高Agiが必須。槍クルセをネタで終わらせないためには、Agi型であることが前提条件。

つまり「槍クルセ = Agi型」。Hp係数は騎士に遠く及ばないため、騎士ほどVit振りの効果は無い。騎士のバランス型は盾+パイクが前提であったことを考慮すると、槍クルセがVitに振る意義は絶望的に低い。

よって、半端にバランスにするよりもAgiをカンストしたほうが良い。頼れる範囲攻撃がないこともあり、前衛として狩るには耐えるより避けたほうが効率的かつ実戦的。最低でも素Agi90は必要だろう。高Agiを確保した後、余りをどう活かすかによって個性が出てくると言える

注意事項

装備品は、木琴+ククレブローチ×2、マタ靴に馬ヘルム。S中段は現実的な入手性から、鎧は属性鎧の付け替えを考慮して今回の検証からは除外することにする。

Aspdは上記の装備補正に加え、狂気Pot、スピアクイッケンLv.10と想定。支援は無し。検証には、みすとれ巣さんの「総合シミュレーター」を利用した。

status

ステータス型に進む前に、槍クルセにとっての各ステータスのおさらい。

Str
攻撃力 = 殲滅速度 = 効率
バッシュ等のスキル攻撃に大きな影響を及ぼす。槍自体の重さに加え、防具も重いので、初期値だと厳しい。
Agi
回避力 = 安定性 = 生命線
通常攻撃による殲滅力にも貢献する。盾が装備できない槍クルセは、防御面が弱いので高Agi推奨。
Vit
Hp量 = 耐久力
騎士ほどではないが、Hpが上昇する。盾無しでは防御・耐久に期待はできないので、Agiを優先すべき。
Int
Sp量 & Sp回復速度
騎士よりもSp的に恵まれている為、効果が高い。SQは消費Spが多く、緊急時のMB連打も考えると Int12 は欲しい。
Dex
Hit = 殲滅力 = 安定性
バッシュのHit補正に頼る手もあるが、連打性が弱く消費Spも多い。槍クルセの主役はあくまでも通常攻撃... Dex50は欲しいところ。
Luk
CRI + 完全回避 + 状態異常耐性
必須ではないが、あると便利。高Aspdの通常攻撃が主体なので爽快感がある。

/

type_Str

高Agiと高Strを両立させたタイプ
最大の敵はHit不足

βの両手騎士のようなステータス型。前者は安定していて狩場も広く、後者はスキル攻撃力と効率優先。十分な攻撃力と防御力を兼ね備えるが、 後半のHit不足に悩まされるだろう。具体的には、亀地上やSD5、リビオにジョーカーなどが挙げられる。

このタイプは、牛などの比較的弱いMobを延々と狩り続けることに特化されたステータス・タイプ。低Hit/低Fleeなので上級Dでは苦労するが、中級Dでは無類の効率を誇る。参考ステータスでは、バッシュを想定してIntを高めにしてある。各自でアレンジするべし。

/

type_Average

Strを削って、Dexを高めに持ってきたタイプ
槍クルセとして最も安定する型で、量産型とも言える

高Hit/高Fleeと適度な殲滅力を併せ持ち、独力でほとんどの場所に行ける。高Strではないが槍クルセはスキル依存度が低いため、槍の基本性能にも助けられ、それほど問題にはならない。目標とする狩場に合わせて、Str/Dexを調節すると良いだろう

なお、Agiはなるべくカンストが望ましい。高Hitが活きる場所では、高Fleeも要求される事が多いためだ。

この型はVit上げが論外な槍クルセにとって、バランス型と言えなくもない。少なくとも特定のステに拘らずに目的に応じて調節しようとする姿勢(精神)は、バランス型の理念に似通うものがある。

/

type_Dex

AgiとDexの二極... 神速(珍速)型と呼ばれるタイプ
殲滅力は無いが、インパクトはある

このタイプの肝は、どこまでDexに拘るか。効率と言う観点では、早々にStrを上げたほうが良いに決まっている。DexによるAspdの変化は僅かなので、表示上のAspdが変わった時点でStrに切り替えるのも一つの道だ。

(Aspdは小数点以下も計算されるようだが、実際にはラグによる誤差の方が大きいため、実感するのは難しい)

神速型は、ネタであることが多い(弓手系を除く)が、槍クルセは槍の基本性能に助けられ、他武器より楽に進めることができる。その割に「速い槍」はインパクトが強く、達成感も大きい。二極を貫いたなら、Agi装備と速度&ブレスによってAspd188が可能。

/

type_Luk

高Aspd + 高Lukで高いCri率を実現するタイプ
語呂を合わせて“クリ”セイダーとも呼ばれる

上記のステータスは、「バフォ鎌」 + 「ブローチ オブ カウンター」×2を装備した時のもの。Cri武器として非常に優秀であり、ロマンの塊でもあるバフォ鎌に特化した型。

Cri率を上げるためのLukは、効果上昇量が常に一定。ポイント効率の観点から述べれば、Luk30↑は最低/最悪に近い。Cri率は敵Lukによって減殺されるので、二極だと神速型の一歩ネタ寄り。ただし、高速のバフォ鎌クリティカルには必見の価値がある。

敵を選びさえすれば、普通に強い。そしてStr/Lukの調節によっても、話は変わってくる。効率からは遠くなってしまうが、アルケミでオーラ纏うよりは、ずっと楽(ぇ

みすとれ巣では、Cri計算が実Cri(Luk×0.3)なため、Ro内表示(Luk÷3)とはズレる。加えてバフォ鎌がCri20になっていたため、独断でCri30/Hit10に追加した。(Aug 07, 2004)

/

type_Int

“宝槍”と呼ばれるLv.4槍「ゼピュロス」を使いこなすための型
ゼピュはマニピがあっても、Int90↑でないと使いこなせない

初期ステータスは「Agi/Int/Dex」。「イヤリング」×2に、エギラ靴、エルダ帽でSp1,000になり、Sp回復が33。ゼピュロスを持ったままSp回復を33にするには、Lv.98+S中段かオーラが条件。そこまで到達できたならゼピュ使いを名乗れる可能性がある。もちろんこれはSQを前提に考えているので、SQ無しならもっと楽 ...なのだが

それではアマチュアだ(ぇ

高IntなのでヒールやGXが実用範囲で使える。槍クルセにGXはちょいと無理っぽいが、高Intなヒールは便利。当たるだけのDexがあれば詠唱も楽だし、宝剣も使えば少し楽になる。

ただしオットーや半漁をTS狩りすると考えれば、Agi90は欲しいところ。彼らの95%回避はオットー(207)、半漁(213)。Int108だと、オットーにTS3が1,500くらい。

細かい計算

Lv.1〜3のTSのSp消費量は「29、34、39」。ASで2/3になって「19、22、26」。ASの発動率は「Lv.1(50%)、Lv.2(35%)、Lv.3(15%)」
100回撃ったとして「19×50回、22×35回、26×15回」。それらを合計して100で割ると「21.1」。これが一回当たりのSp消費になる。

Aspd182の秒間攻撃回数が「2.78回」で、Lv.5のAS発動率は15%。「21.1×2.78×0.15 = 8.7987」これがSpの秒間消費。
そしてSQのSp60(300秒)を加える。「(60÷300 = 0.2) + 8.7987 = 8.9987」。 Sp回復は8秒ごとだから、これを8倍する。「8.9987 × 8 = 71.9896

Σおぉっ 凄ぇ

いや、まてまて。実際には索敵の時間もあるわけだ... 2秒当てよう。
「8.9987 × 6 = 53.9922」マニピがつくと、「71.9896 × 1/2 → 35.9948、53.9922 × 1/2 → 26.9971

ソロでも、たまに手動マニピ(4秒お座り)すれば、いけそうだ!
頑張れゼピュ使いっ!(´・ω・)b

継戦能力の「限界」

ちなみに、Sp1,000/Sp回復33の時
「1,000÷(53.9922 - 33 = 20.9922) = 47.6367412658」
これを 8倍する → 381.0939...

何をやってるかと言うと、マニピも休みも無しだと、およそ381秒(6分20秒ほど)でSp1,000を使い切る計算になるということ。

もちろん単に計算上での事だし、狩りのペースにもよる。明確な目標を糧にして頑張るか、現実に打ち砕かれるかは人それぞれ。最強マンセーな楽しみ方もあれば、苦境の中で試行錯誤する楽しみもある。「ネタだっ弱いっ!」...と自虐するのも楽しかったり(ぇ

「如何に楽しむか」を追及してる人が勝ち組です (´・ω・)b

/ ▼